臥床姿勢（仰向け）や端座位では横に崩れないのに、右または左に体が傾いてしまう状態です。

背もたれによりかかることにより、お尻が前にずれていき、姿勢が崩れていく状態です。

お尻が座面の奥につかず、背中を背もたれに押し付けるように座った状態です。

「円背」（脊椎が丸まるように湾曲すること）、「亀背」（脊柱の胸椎(きょうつい)部が後方へ曲がっていること）で、背中が丸くなっている。

足こぎしたり、車椅子を自走していると、ずっこけた状態になり、駆動しにくい。

足をふんばることができず、力を入れることができず、立ち上がりにくい状態です。

悪い姿勢でずっと座っていることにより、背骨や骨盤などのゆがみを併発します。

皮膚にずれが起こることで、皮膚への血行が悪くなり、床ずれが発生します。

スリングシートに直接長時間座るなど、不安定な体勢でいると、腰や尾てい骨に負担がかかり、痛みが出ることも。

自分で体勢を変えることのできない方は、無理な体勢のままでいることで、疲れてしまいます。